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内容説明
星空案内人・河原郁夫は、みずからをプラネタリウム弁士、“ぷらべん”と呼ぶ。米寿のいまも柔らかな語り口で、聴衆を甘美な星空の世界にいざなう。戦火をくぐり抜け、星一筋に歩んだ人生をあますところなく描くノンフィクション。
目次
冬の話題~赤い星・青い星
1 天文少年の夢(毎日がふしぎ;東日天文館;ふたつの天文台;赤い夜)
春の話題~うごく北極星
2 むすばれる星たち
夏の話題~銀河をめぐる旅
3 夢を見るための機械(GM2‐16‐T;M‐1;GM‐15‐AT1;ZEISS2/4)
秋の話題~星の子どもたち
著者等紹介
冨岡一成[トミオカカズナリ]
昭和37年(1962)東京生まれ。大学卒業後、博物館学芸員、築地市場勤務などを経てノンフィクション作家に。近年はおもに歴史や食文化に関する著述をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ともこ
6
先日、河原郁夫先生の「星空ゆうゆう散歩」を拝聴してきた。表紙帯の写真のままの優しい笑顔と、穏やかな中に星への情熱のこもったお話に出会えた。プラネタリウムに広がる満天の星々とクラッシックのBGMに包まれ幸せなひと時だった。月1度の先生の解説が、この春から隔月に1度に変わるという。回数を減らし、「プラネタリウム弁士」をいつまでもお元気で続けられますように。「好きなものに一生を捧げられるというのはなんと幸せなことでしょう」まさに!2019/02/28
okatake
0
プラネタリウムの解説員として60余年、米寿を迎えた現役最高齢の河原郁夫氏。 彼が星空に惹かれ、これまで解説員を続けて来られた歳月をたどりながら、星空の魅力と日本のプラネタリウムの歴史を綴った書です。2019/07/26