内容説明
あがり症とは、治そうとすればするほど悪化する「逆説の病」。克服のカギは「あるがままを受け入れる」ことにあります。アドラー心理学+森田療法による、まったく新しい「あがり症」改善法。
目次
プロローグ では、あがってみましょう
第1章 なぜあがってしまうのだろう
第2章 ぼくの対人恐怖体験
第3章 あがり症とのつきあい方
第4章 あがり症だからできること
エピローグ あがり症はさておき、あなたはどうなりたいですか
著者等紹介
佐藤健陽[サトウタケハル]
1972年秋田県生まれ。「佐藤たけはるカウンセリングオフィス」代表。高校2年のときにあがり症となり、母親の前でも緊張して話せなくなった自分に衝撃を受ける。その後、20年間にわたって重度のあがり症に苦しむが、アドラー心理学と森田療法と出会うことで、自力で克服。その経験をもとに、あがり症専門カウンセリングを主宰する。社会福祉士、精神保健福祉士、アドラー・カウンセラーの資格を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りお
25
🌸あがり症が人前で緊張を解けないのは、そこが危険な場所だと認識してしまっているから。 🌸あがり症は自分の悪い所を探しをすると悪化してしまうので上手くいった事、良いことになるべく目を向けるようにする。2022/01/02
chie
21
不安は希望の影。不安をなくそうとするのは、自分の影を切り取ることと同じ。「不可能を可能にしようという野望が根源的な感情とのあいだで起こす摩擦――これがあがり症の正体」「人前にでたときにあがってしまったら、それを止めようとせずに、その場でこのあがる力をだしきってしまうように意識すること。」年をとるにつれて、自分があがる様な場面からは逃げてばかりいたので、極度のあがり症であることを忘れかけていたのだけれど、とうとうそういう訳にはいかなくなってしまい、この本を読んでみた。あがり症という病は、治らないそうである。2019/06/30
R・N
3
話し方教室に通ってみようと思った。それがベストかどうかわからないけどチャレンジしてみよう。いろいろ考えすぎて動けてないけど、今はじっくり勉強したり、いろんなことを吸収する時だと思って焦らずに慌てずに生きていこう。2018/07/28
ぱ く
3
【2018-B-12】読了。ついウッカリと著者の佐藤先生とお知り合いになったご縁で購入。…したんだけど、私自身、かなりのあがり症なので、その意味でも大変興味深く読めました。 今後に色々と活かせそうな気がしています。 佐藤先生、これからもよろしくお願いします!2018/03/05
みさお
2
テーマはとても良いのに口語文が読み辛いので惜しい…。小説風で文章に無駄が多いのが原因だと思う。もっとあっさりと分かり易い書き方に変えてくれれば◎。この雰囲気ならイラストや漫画があった方が良かった。とはいえ不安障害の当事者本は数少ない気がするので、もっと増えて欲しい。応援。2023/09/06