目次
第1章 「あたりまえ」を問いなおす(「問い」から考える;「答え」から考える)
第2章 先生としての「わたし」、自分自身としての「わたし」(子ども時代からみえるいまの自分;「教室にいるわたし」はどんな自分?;わたしの、せんせいの仕事)
第3章 「これでいいのかな」と考えはじめた「わたし」へ(意図やコントロールの外側で起こること;感情と行動の「間」;引いてみる視点―PAのGRABBSS;一つの出来事、小さな違和感)
第4章 めざしたいクラスを探している「わたし」へ(クラスってどういう場?;凝集性の向かう先;集団をみること、個を大切にすること)
第5章 「やり方」か「あり方」か、悩んでいる「わたし」へ(やり方が先か、あり方が先か;手法の「やり方」「考え方」と、わたしの「あり方」)
著者等紹介
岩瀬直樹[イワセナオキ]
1970年北海道出身。埼玉県小学校教諭
寺中祥吾[テラナカショウゴ]
1984年長崎県出身。プロジェクトアドベンチャージャパントレーナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぴーたん
5
先生のあり方を、とってもやさしい言葉で書いた本。自分の実践、これでいいのかな?って内省できる教員でありたい。そのために、この本の中ではいくつかのワークが用意されています。例えば、昔好きだった先生と嫌いだった先生の違いは?先生の仕事としていまやっていることは?(導く、怒る、伸ばす、促す、育むなど)私達がもっている思い込みってなんだろう?こんな先生と過ごした生徒が成長したら、より素敵な教育の実践者になるんだろうなぁといつも思います。そして己の無力さを知る…。今年はなんとかメンタル崩さず頑張りたいです。2014/12/01
えぬ
4
考えさせられる。あり方もやり方も大事。やり方の本は多いけど、ここまで簡単に書かれてて、あり方というか、どういう自分でいるのか、どうしたいのか、どう考えてるのか、いろいろ内省できる本は少ないと思う。いろんな「今」のときに読みたいな。優しい言葉使いがツボ。2014/11/01
motoryou
2
再再読。 半分見ていて半分見ない。 そんなバランスで案外ちょうどいいかな。 それが「放任とは違う」と言い切れるバランスを楽しめるといいんだと思うなー。2018/08/02
motoryou
2
今年は今までとはまた違うスタートにな流から、と思って再読。やはり、よかったなあ。教師は誰でも「いい先生」になろうと日々努力している。周りを見ていても、本当にそう思う。誰にとって、とか何のために、とかの間で悩みぶれたりすることも度々だし、ぶれていることすら気がつかないことだってある…。空を流れる雲のように、その時々相手相手で柔軟に形を変えていける「せんせい」になりたいなあ。あー、難しいけど日々勉強ですね。2016/05/05
Teru.K
2
共感できる言葉が多い。このような教師が増えると…私も生きやすいのかもしれないなぁ。この本に出てくる先生って多分、「先生っぽくない先生」と子どもたちから言われているのだろう。私はこの言葉を「褒め言葉」と捉える教師なのである。2015/04/26
-
- 和書
- 大村主計全集 〈1〉