内容説明
“なかま”とともに歩んだ労働組合人生!! 「全日自労とともに35年」、失対の“なかま”を組織し、底辺から“人間らしい生活”を求めつづけた組合幹部の自伝風戦後史。「心の通いあう労働組合づくり」「大衆運動の法則性」「民主的改革」「事業団運動」など日本の労働組合運動の再建へ提言し、「人間の幸せとは何か」を考える。
目次
単純対決時代(なかまから教わった労働組合運動の真髄―心の通いあう労働組合運動;青少年時代;治安維持法で逮捕される;私が失業対策事業に就労したとき;全国組織づくりへ奮闘―全日土建から全日自労へ;本部委員長の辞任・松阪へ;ふたたび本部委員長へ)
民主的改革の時代(民主的改革の初歩的段階―松阪での民革運動のスタート;より本格的な民革運動の展開;失対事業の抜本的改革をめざして;軍拡・臨調路線と第2次3年闘争;事業団・協同組合の運動について;世界労連のこと;民主的改革の若干のまとめ;人間の幸せとは何か)
日本の労働組合運動の再建のために(“時代の流れ”をどうみるか;政府・財界の80年代戦略をどう見るか;労働戦線統一問題をめぐって;日本の労働組合運動再建への道―七つの課題)