内容説明
“生きる”とは考え続けることなんだ!圧倒の授業から生まれた“グローバル時代”の哲学入門。考え抜いた哲人たちの知恵を聴け!5つのキーワードで探る。世界的テツガク者から学ぶ、いまを生きるヒント。
目次
1 弱さ(イエス―やさしさと反逆;マルクス―すべてを疑え!)
2 個性(デカルト―「みんな」の正体;ニーチェ―ニヒルな気持ち;フロイト―無意識の謎)
3 知る(ソクラテス―頭がいいってどういうこと;ブッダ―欲望をコントロールできるか;カント―自分の頭で考えろ!)
4 つながる(サルトル―あなたにできることはなに?;デューイ―自分の思い込みから離れるには;アーレント―平凡な巨悪)
5 権力(ホッブズ―権力を見つめること;フーコー―「卒業」したらどうなった!?;ベンタム―社会の幸せをどう計るのか)
著者等紹介
八塚憲郎[ヤツズカケンロウ]
1959年東京都生まれ。現在、東京都新宿区にある6年制一貫校である海城中学・高等学校教諭
萩倉良[ハギクラリョウ]
1958年静岡県生まれ。現在、千葉県立国分高等学校教論。倫理、政治経済、現代社会を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tokotoko
22
しっかりしなくちゃ!自分!と思って借りた。表紙も挿絵もとってもユーモラス。「テツガク」って書き方でも、とっても敷居が低くなって!大人になってからも時に立ち止ってしまう、5つのテーマ。テーマにつながる哲学者を、生い立ち~その持論の内容まで、紹介してくれる。時代が違っても、常に問題はあって、哲学者達は各自、真正面からぶつかって考え続ける。そして、そこから生まれた持論は、現代にも通用することもたくさんあった。苦しんでも、頑張ったことは、きっと残る。それを「希望」っていうのかもなぁ。読み終わってふと思った。2014/02/22
りえこ
17
読みやすくてわかりやすくて、とても良い本でした。2014/06/23
るう
5
哲学流行ってるということで図書館で見かけたので読んでみたが、哲学入門というより、著者が中高生に話したいことを哲学者の紹介しながら書いている印象で、哲学者の年代も前後して分かりにくかった。2015/10/25
thiha
4
イエスやブッタ、ベンタムまでとても豊富な内容でした。中高生向けとあって出来るだけ噛み砕いて説明されていて非常に分かりやすかったです。すっかり大人になった私ですが、もっと色んな考えに触れて行動していかなければならないなと思わせてくれました。2015/07/30
コジターレ
3
知り合いが書いた本ということで読んでみた。わかりやすく書こうと努力した結果、まわりくどくなったような印象。もう少し構成を工夫すれば、もっと良い本になったと思う。2015/02/05