内容説明
全国で続発する警察不祥事―。なぜか?北海道警裏金「告白」会見から9年。日本警察を内と外で見つめてきた著者が知られざるその実像と腐敗を問う。
目次
序章 隠蔽される警察腐敗
第1章 政治と警察(警察のあるべき姿;日本警察の基本構造 ほか)
第2章 警察神話の崩壊(警察官―大量増員のツケ;数字に見る警察官のジレンマ ほか)
第3章 裏金に見る警察腐敗の本質(組織的・慣行的裏金づくりは道警と福岡県警だけか;裏金づくりは現場が勝手にできたか ほか)
第4章 国賠訴訟―誤りを認めない警察(「警察がすぐ捜してくれたら娘は殺されなかった」―小出事件;まったくの別人が服役、それでも警察捜査に問題はない―氷見事件 ほか)
第5章 警察改革の道しるべ(民主党への働きかけと期待;民主党政権の誕生と警察改革 ほか)
著者等紹介
原田宏二[ハラダコウジ]
1937年北海道生まれ。1957年に北海道警察に採用され、警察学校旭川方面分校入校、道警巡査。75年に警察庁保安部防犯課に出向、山梨県警、熊本県警で捜査二課長を経て、82年に道警に復帰。道警本部機動捜査隊長、同防犯部生活課長などを務め、89年警視正に昇任、道警本部警務部警務課長、旭川中央署長、道警本部防犯部長などを歴任。95年に釧路方面本部長(警視長)で退職。2004年2月に道警の裏金に関与する立場にあった者として「告白」記者会見をひらく。現在は「市民の目フォーラム北海道」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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sirokuma
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