内容説明
これから社会に出るキミたちへ。法律なんて関係ない?難しくてわからない?でも、現実の社会では「法律知識は力」であり、自分を守るために不可欠な知識なのです。これだけは知っておきたい労働法の基礎を学ぼう。
目次
第1部 ワークルールの基礎(働くことを考える;労働条件はどのように決っているか;労働管理とワークルール;法律的な考え方)
第2部 ワークルールの実際(入社までの過程;労働契約;自分らしさを守る;労働時間;賃金の確保;労働災害;雇用の終了;有期雇用の更新拒否)
第3部 ワークルールを生かす(労働相談の仕方;労働組合を利用する)
著者等紹介
道幸哲也[ドウコウテツナリ]
放送大学教授。NPO法人・職場の権利教育ネットワーク代表。北海道大学名誉教授、北海道労働委員会会長、北海道地方最低賃金審議会会長、日本労働法学会元代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けんとまん1007
4
これはいい本だ。タイトルにもあるし、最初に書かれているが、高校生を対象とした本。ではあるが、誰が読んでもいいし、今であれば新入社員や、就職活動に取り組む学生にとっても、いいと思う。働くことから始まって、その後、退職にいたるまでの基本的なことが、キチンと書かれている。果たして、これだけのことを、耳にしたことのある人は、いったいどれだけいるだろうかと思う。今、職務として人事関連をやって2年半になったが、知らないこともたくさんあった。実際、何か問題がおきてからという場合も少なくないからかな。2012/11/25
ことらじま
0
それなりにためになる本。2013/08/16