内容説明
地球にもっともちかいじぶんで光る星、太陽。地球にいのちのめぐみを与えてくれるさまざまな顔を魅せる天空のスター、太陽。そのすがたと不思議にせまる…。
著者等紹介
渡部潤一[ワタナベジュンイチ]
1960年福島県生まれ。自然科学研究機構国立天文台天文情報センター教授・広報室長。理学博士。太陽系天体の研究のかたわら最新の天文学の成果を講演、執筆などを通してやさしく伝えるなど幅広く活躍
えびなみつる[エビナミツル]
1951年宮城県生まれ。漫画家。プラネタリウムの番組作成にも携わる
中西昭雄[ナカニシアキオ]
1964年東京都生まれ。微弱光撮影装置のエンジニアであり、プロの天体写真家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kinkin
60
面白く読めた。いつもとても近い存在の太陽。しかし他の星のような派手さがないような気がしていた。この本を読むと太陽の大きさ、働きがとてもよく分かった。太陽が宇宙に放出するエネルギーのうち地球に届くのが22億分の1ということ、地球が2ミリのゴマ粒な問用は直径22センチのサッカーボールということだ。その大きさに驚いた。それにしても人間が行けるはずのない太陽の重さや密度他のデータがどうやって測れるのか宇宙オンチの私にはとても不思議なことでもある。図書館本。2016/04/07
いろ
19
科学写真絵本。先に知った「月のかがく」と合わせ,まだ難しそう…と手が出なかったけど,小3理科で太陽と影の関係を習っているようなので,これを機に手に取ってみた。小3だと,思ったほど難しくない。文字少なめ・写真多めだから,難しいところがあっても,そこはサラッと流して読んでいる。分かったような気分になれるw 息子は皆既・金環日食にとても興味を持った様で「見てみたいな~。」後ろについている「いつ見られる?」一覧表をかぶりつきで眺めている。宝石好きな息子,ダイヤモンド富士や皆既のダイヤモンドリング等にもうっとりv2016/11/21
千尋
17
図書館で一目惚れして借りてきた本☆太陽について、美しい写真で解りやすく紹介されています☆数年前に話題となった「金環日食」や「皆既日食」の違いについても解りやすく書かれています♪天文学や星に興味がある子どもたちにおすすめの本です☆2014/09/21
pocco@灯れ松明の火
17
金環日食:2012年4月初版。国立天文台天文情報センター室長監修の科学絵本。7割写真。太陽の説明が端的。科学好きな人へ。2012/05/18
かおりんご
15
太陽についてわかりやすい本を探していて出会いました。一般的な東からのぼり、南の空を通って西へ沈む(日本の場合)ということは書かれていなかったけれど、どうして光と熱を発しているのか、皆既日食は起きるのかよく伝わりました。2013/11/05