目次
第1部 労働法の課題(労働組合法上の労働者概念の歴史的形成;労働協約と倒産法上の無償否認に関する一考察;公務員の争議行為と「人勧前置主義」―2008年1月30日の北海道職員による争議行為を素材として;東亜ペイント最高裁判決の意義と今後の課題;就業形態の多様化・非雇用化と労働契約の性質決定―近年の裁判例の傾向とその判断基準;労働時間管理義務に関する実務上の諸問題;日本の育児休業法・育児介護休業法制定過程にみる理念の変容;メンタル不調者をめぐる復職配慮義務の一考察)
第2部 社会保障法の課題(傷病手当金制度の今日的課題;「高齢」保障と高齢者の功績;社会保険財源における事業主負担の範囲;新しい社会保障法の構築に向けた一試論―社会保障法の意義をめぐって)
著者等紹介
島田陽一[シマダヨウイチ]
早稲田大学法学学術院教授。専門:労働法
小宮文人[コミヤフミト]
専修大学法科大学院教授。専門:労働法
加藤智章[カトウトモユキ]
北海道大学法学部教授。専門:社会保障法
菊池馨実[キクチヨシミ]
早稲田大学法学学術院教授。専門:社会保障法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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