内容説明
今年は皆既月食、6月16日、12月10日。月のなぞにせまる。
著者等紹介
渡部潤一[ワタナベジュンイチ]
1960年福島県生まれ。自然科学研究機構国立天文台天文情報センター教授・広報室長。理学博士。太陽系天体の研究のかたわら最新の天文学の成果を講演、執筆などを通してやさしく伝えるなど幅広く活躍
えびなみつる[エビナミツル]
1951年宮城県生まれ。漫画家。プラネタリウムの番組作成にも携わる
中西昭雄[ナカニシアキオ]
1964年東京都生まれ。微弱光撮影装置のエンジニアであり、プロの天体写真家。小学校5年生の理科の授業で星に興味を持つようになる。有限会社ナカニシイメージラボ代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
47
写真とイラストの科学絵本。良本。夜空を見上げたくなります。 月の表面、私には「モチをつくうさぎ」に見えたことは一度もないです。「カニ(シオマネキ)」が一番ピンときます。2018/03/05
千尋
29
月の絵本*写真とイラストでわかりやすく月の魅力について紹介されています*神秘的で美しく、昔から人々に愛されてきた月・・**月や星に興味がある子どもたちにおすすめです**2013/04/14
どあら
28
図書館で借りて読了。月の地図や皆既月食の事が詳しく載ってます。2022/01/30
詩 音像(utaotozo)
28
月集中月間、というわけではないが、又しても月の本。タイトル通り、科学で読み解く月の姿や面白知識が満載。月蝕の写真で、地球の影の範囲の広さが初めて実感できた。 月探査機「かぐや」のデータも反映された、最新の地形図がわかりやすく、地形のクローズアップ写真を見開きの反対ページに載せてあるのも親切。クラヴィウスとティコの距離感もつかめ、「2001年宇宙の旅」の副読本にもいいかも。「渇きの海」の舞台が未だに良く分からない(^^;) 日本のうさぎをはじめ、世界中の月面の模様の解釈イラストがわかりやすい。2015/06/03
こゆ
27
小4に読み聞かせ。一冊丸ごと月の科学絵本。タイムリーに理科の単元が天体(月)だったらしく、知っていることも多かったよう。地球から一番近いけど全てが解明された訳ではなく、その静かな佇まいも魅力的な月。2023/10/29(日)は部分月食。ただし早朝なので子どもは見ることができないかな…。その次に日本で見られる皆既月食は2025年の9月8日。去年息子と二人で近所の公園で見た皆既月食を楽しく思い出した。そして、二十数年後の月食の予定を見て、息子がどんな大人になっているかなぁとも。2023/10/16