出版社内容情報
職場での労働契約上のトラブルが起きたとき、どう対処すればよいかを示します。まず紛争解決システムにどんなものがあるかを紹介し、次に実際の事例をもとにシステムを活用した解決の道筋を示す。
内容説明
問題に合った解決機関がある。解雇、残業代の不払い、配転・出向、パワハラ…相談の仕方から解決方法まで。労使双方が知っておくべき法律知識と実務のノウハウがこれ一冊でわかる。
目次
第1章 紛争解決システムの概観(相談窓口;交渉による解決;行政機関による解決;裁判所による解決)
第2章 紛争解決への道のり(解雇―労働審判による解決;残業代;賃金請求)
著者等紹介
佐々木亮[ササキリョウ]
弁護士。日本労働弁護団所属。首都圏青年ユニオン顧問弁護団事務局次長。1975年生まれ。東京都立大学法学部卒業。労働事件を中心に、民事事件および刑事事件を扱う。労働事件では、太陽自動車事件、日本システム開発研究所事件、労働事件以外では、目黒社会保険事務所職員国家公務員法違反事件などを担当。2004年4月から、早稲田大学法務研究科(法科大学院)でアカデミックアドバイザーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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