内容説明
日本は“木の国”です。山を愛し、日本の環境にこだわってきたジャーナリストが世界を見つめながら語る自然との共生と再生の道。
目次
1 山の楽しさ・面白さ(若い人の登山が少なくなった(1)―巨視的にみると
若い人の登山が少なくなった(2)―社会の価値観の問題 ほか)
2 登山から環境問題を考える(植林地の荒廃が目立つ;リゾート開発・ゴルフ場開発の爪あと ほか)
3 日本の自然・環境を見直す(世界を取材して見てきた自然・環境;自然との共生を見る ほか)
4 取材をとおして見えてくるもの(記者には現場がある;住民の自然認識の問題―無知ということについて ほか)
5 環境問題は生き方の問題(ヨットの冒険家が山のニュースでショック;今、啓蒙の時代 ほか)
著者等紹介
本多勝一[ホンダカツイチ]
1932年信州・伊那谷生まれ。京都大学農林生物学科から朝日新聞社入社。東京本社校閲部・北海道支社報道部・東京本社社会部・編集委員を経て、現在『週間金曜日』編集委員
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