内容説明
ドイツ、フランス、イギリスの３ヶ国の建設産業における労働条件決定システムと具体的労働条件の内容に関して、労働協約を軸にして行なった調査・研究の結果をとりまとめたもの。
目次
第１章 ドイツ建設産業の労働条件と労働協約（労使関係の法制と実態；建設産業と労働組合；建設産業労働市場に特有の問題 ほか）
第２章 フランス建設産業の労働条件と労働協約（建設産業労働者の雇用・労働条件決定システム；集団的労使関係上の権利；労働契約の締結 ほか）
第３章 イギリス建設産業の労働条件と労働協約（イギリスの労働法制と労働協約制度；イギリスの建設産業と国家；イギリスの建設産業と労働条件規制の現状）
著者等紹介
和田肇［ワダハジメ］
名古屋大学大学院法学研究科教授。１９７８年、東京大学法学部卒業、８２年、同大学院博士課程中退、同年、名古屋大学法学部助教授、９１年より現職。現在、名古屋大学評議員、愛知労働局労働関係紛争担当参与、愛知県雇用・能力開発機構運営協議会委員等兼務
川口美貴［カワグチミキ］
静岡大学人文学部法学科教授。１９８５年、大阪大学法学部卒業、９０年、同大学院法学研究科後期博士課程所定単位修得、同年、静岡大学人文学部法学科助教授、２００３年より現職。現在、静岡県地方労働委員会公益委員、静岡労働局紛争調整委員会委員、静岡県雇用対策審議会委員、ボルドー・モンテスキュー大学（フランス）比較労働法社会保障法研究所特別研究員
古川陽二［フルカワヨウジ］
大東文化大学法学部教授。１９７６年、早稲田大学法学部卒業、８５年、明治大学法学研究科博士後期課程退学（単位取得）、９０年、沖縄国際大学法学部助教授、９６年より現職。現在、埼玉労働局労働関係紛争担当参与
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