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内容説明
現代の“死に至る病”エイズ。世界初の“エイズ治療薬”を発見したのは誰か!?危険を冒し新薬発見に挑んだ日本人研究者を描く迫真のノンフィクション。
目次
序章 発見という線
第1章 ウイルスを見る
第2章 「長生きのくすり」
第3章 閃きとアタリ
第4章 人体実験
第5章 発見、再び
第6章 魔界を見る
終章 線の延長
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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町山智浩のたまむすびで知った「満屋裕明」。世界一のエイズ治療薬を作っただけでもすごいのに、それが企業などに悪用され、それでもめげずに、世界で二番目、三番目に効くエイズ治療薬を作った人。2014/02/07
鼻毛カッター
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著者もたびたび対比しているが、満屋医師はまさに「生ける野口英世」という感じ。野口のような悲劇性が無いために、一般的にはあまり知られていないのが残念なくらい。満屋医師がなぜ対エイズウィルス治療薬の検査方法を確立できたのか、とか医薬品ビジネスの「魔界」を描写する著者の広い視野も目立つ。2010/04/16