内容説明
第二人生を積極的に生きるには。“一粒の種子を落して行きます。育てて下さい”と故市川房枝先生の微笑を胸に抱いて、祖母から孫へ、“老いとは”“家族とは”“福祉とは”なにかを語る老いと青春の接点。
目次
プロローグ 福祉国家への夢をあたためて
第1信 老いと青春の接点
第2信 福祉の国へ
第3信 福祉の国から
第4信 女は三度の老をみる
第5信 血縁によらぬ無僕の愛
第6信 夫婦共生
第7信 能登の囲炉裏の座
第8信 女性史の発見
第9信 第二人生をいかに生きるか
第10信 老いと信仰
第11信 老いの芸術・能
第12信 明恵上人と聖フランシス