内容説明
「人事権」は万能ではない。家族の生活、自分の人生をたいせつに、サラリーマンは人事異動にどこまで対応できるのか。豊富な知識と理論と実践例でときあかす、辞令一本で左右される会社人間を脱却する法。
目次
「半身雇用」下の人事“新”時代―ゆううつな時代がやってきた(“WW”たちのゆううつ;中高年追い出し作戦―半身雇用と終身雇用圏;新“能力主義”時代;転職“新”時代の幕開け)
人事権から自立するサラリーマン―働く意識をアグレッシブに(サラリーマン泣かせの最高裁;人事権は万能ではない;働く意識をアグレッシブに;サラリーマンが決断するとき)
人事“新”時代における配転―新しいルールを確立する(技術革新・情報革命・国際化の波;本人の意志が尊重されるルールづくり;配転をめぐる新しい人事制度;転勤とサラリーマンの生活)
終身雇用圏の誕生と出向・転籍―最後のトリデは労働協約(「出向時代」がやってきた;本人の同意は必須条件;出向・転籍とサラリーマンの生活;労働協約による歯止め)