内容説明
高校進学者急増期のピークにさしかかっている今日、当面する進学難を打開し、中学校教育のひずみや高校の教育条件の低下をくい止めるために、中学、高校、父母の協力を強め、急増対策の充実と急減期改革への着手が緊急の課題となっている。共同研究の成果による改革への具体的提言。
目次
第1章 高校入試制度はどう変わるか
第2章 高校生急増・急減問題―急減期の教育改革をめざして
第3章 総合選抜制はどう行われているか
第4章 京都府における新しい入学者選抜制度
第5章 戦後の高校入試政策
第6章 高校入試制度の改革はどうとりくまれたか
第7章 戦前における中等学校入試制度の改革