内容説明
1500名の希望退職・300名の指名解雇!“企業の理論”と“人間の論理”のぶつかりあいのなかで、8年4ヵ月の人生をかけた人間のドラマが、今日の社会に問いかけるものは…。
目次
第1部 人びととのつながりのなかで(もどる日はなくても―影山政行の出会ったもの;きびしさます日本経済と企業;ミツバチのように地域をまわって―相原幸雄の出会ったもの;私はここでなにができるのか―五味田靖子が出会ったもの)
第2部 連帯こそ力の源泉―労働組合運動としての争議(中央支援共闘会議の結成へ;生活を支えた力;見えてきた争議の背景;結集し始めた電機のなかま―電機総行動へのねがい;和解―争議団の団結)
第3部 企業社会への“大波・小波”(大変化の“波”がおしよせるとき;全社員の思いを胸に;二つの「解」―企業と人間と)
エピローグ 新しい変革へのチャレンジ