内容説明
2002年に発刊された『新版 労働相談マニュアルブック』の刊行から3年が経過し、さらに労働法制は変化し、不安定雇用の増加、不払い残業の拡大、男女共同参画の停滞など、事態は深刻化しています。本書は、この間の諸問題に対して取り組んできた事例を踏まえ、さらに21世紀の労働運動の新たな展開に、また、単位労働組合の再生に少しでも役立つことを願い、企画され、執筆されました。
目次
労働相談のあらましと心構え
労働契約をめぐる労働相談
解雇をめぐる労働相談
賃金不払いをめぐる労働相談
経営危機・倒産をめぐる労働相談
配転・出向、合併、営業譲渡、会社分割をめぐる労働相談
賃金等待遇をめぐる労働相談
労働条件の不利益変更
労働時間・休暇等をめぐる労働相談
均等法を活かす
雇用保険・社会保険をめぐる労働相談
雇用保険・社会保険をめぐる労働相談
パート・アルバイト・契約社員をめぐる労働相談
派遣・委託・請負をめぐる労働相談
外国人をめぐる労働相談
職場の安全衛生・労災をめぐる労働相談
職場のいじめ・メンタルヘルスをめぐる労働相談
労働組合と労働相談