内容説明
手をとり合って、子育てしよう。たいへんなら、助け合おう。そんな子育てを実践している人たちが、全国のあちこちにいます。たとえば、自主保育、プレーパーク、森のようちえん…安心できる子育てって、なんだろう。
目次
理論編(子ども・コミュニティとその源流;子育てはひとりではできない;地域に遊び場がなくなった;子どもには遊びが必要だ)
実践編(家族以外の人と育つ、育てる―自主保育という子育ての営み;地域のなかで育つ、育てる―冒険遊び場(プレーパーク)の可能性
自然の力を借りながら育つ、育てる―森のようちえんでの育ちと運営
地方での子育ち・子育て―移住という選択)
対談編(対談―民主主義が子どもを育てる)
著者等紹介
菅野幸恵[スガノユキエ]
青山学院大学コミュニティ人間科学部教授。子どもや親の育ちの場としての自主保育・森のようちえん・プレーパークに関心をもち、フィールドワークを10年以上続ける。専門分野は発達心理学。前職の青山学院女子短期大学では保育者養成に携わる
土井三恵子[ドイミエコ]
NPO法人青空保育ぺんぺんぐさ理事・共同代表・保育士。保育士、幼稚園教諭免許、小学校教員免許、中学・高等学校理科教員免許を持つ、里山保育に熟練した保育士。都心で企業広告制作に携わった後、10年の北海道での農的暮らしの中で2人を出産。約9年間の療育や保育所等の経験をした後に、2012年横浜市青葉区に青空保育ぺんぺんぐさを設立。合言葉は「ひとりで子育てしないで」。植物や生きものに詳しく、とくにザリガニ探しにおいては子どもたちの尊敬の的。子どもたちはもちろん、大人たちも頼りにする存在(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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