内容説明
土木屋には台湾も日本もない!自分の技術が人々の役にたてるかどうか、それが大切なんだ!
目次
1 鉄路を拓く
2 水を治める
3 港を拓く
4 上下水道を整える
5 水を引いて大地を拓く
6 地下を拓く
7 水力発電に挑む
創作オペラ二幕
著者等紹介
緒方英樹[オガタヒデキ]
宮崎県生まれ。弘前大学大学院博士課程修了。博士(学術)。理工図書(株)勤務。「土木の絵本」全5巻シリーズの執筆、アニメ映画「パッテンライ!南の島の水ものがたり」(虫プロダクション)の企画・原作など、国づくりの歴史を若年層から大人までわかりやすく伝える活動を行っている。土木学会では、土木広報センター土木リテラシー促進グループ、土木史委員会副委員長、土木史広報小委員委員長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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後藤良平
1
土木学会での第7回土木史サロンでちらしを貰った本を早速購入。八田與一さんと、地下ダム「二峰圳」の鳥居さんは知っていたが、その他にこんなに多くの土木技術者が台湾に関わっていたとは知らなかった。うがった見方をすれば、台湾の農業生産力を高めそれを日本に送らせたという考え方もあるのだろうが、清国は何もしなかったのに、日本になったら変わったのは確かですね。本当に台湾の人がいろいろ感じてくれなかったら、東日本大震災でこれほどの義援金は来なかったと思います。日本の先人を改めて尊敬します。年間No.116購入。2022/10/30