内容説明
本書では、鉄筋コンクリート構造を設計するに必要な基礎的事項をまとめ、学校で学ぶにも、また実務者が座右の書とするにも適切であるよう心がけた。そこで、構造設計をするにあたっての基本となる弾性設計法、即ち許容応力度設計法に主眼をおき、塑性設計法については概略を述べるにとどめた。また、2000年6月建築基準法が全面的に改正された中で、構造設計法も新しく開発された技術を取り入れ、更なる安全を確立して大幅に見直された。本書ではそれらに準拠して執筆を加えた。
目次
第1章 鉄筋コンクリート構造について
第2章 使用材料
第3章 設計応力
第4章 断面の設計
第5章 鉄骨鉄筋コンクリート構造
第6章 特殊コンクリート構造