内容説明
天然ガス(LPG、石油も含む)の有効利用、すなわち省エネルギーの極め付きともいえるのが、コージェネレーションである。コージェネレーションは、熱併給発電とも呼ばれ、熱の需要に対して単純に天然ガス等を燃焼させて対応するのではなく、まず何らかのエネルギー変換機(原動機)で電気エネルギーないしは動力に変換し、熱需要に対してはエネルギー変換時に発生する排熱で対応するものである。本書は、このコージェネレーションについての話である。なお、コージェネレーションは総合的エネルギーシステムであり、様々な形態がある。できるだけそれらを含めて記述をしたいので、本書の標題を「コージェネレーションとその応用」とした。
目次
1 コージェネレーションの熱機関
2 コージェネレーションシステム
3 コージェネレーションの応用
4 コージェネレーションの省エネルギー性と経済性
5 コージェネレーションの位置付けと課題
6 コージェネレーションの将来展望
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