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わが国の築城史において異彩を放つ、天下人主導による築城=天下普請に着眼、なかでも規模・技術・意匠の諸点で最高潮を迎えた安土・桃山・江戸時代初期の名城の数々を、豊富な資料を駆使して詳述した。時代時代の天下人、信長・秀吉・家康が行なった築城の経緯を解説することにより、城が戦いのための施設から戦略的・政治的、かつ都市の中心地としての機能をも兼ね備えた空間、いわば近世という時代文化の象徴へと移行していくさまが理解できる、城郭愛好家に待望の一冊。
わが国の築城史において異彩を放つ、天下人主導による築城=天下普請に着眼、なかでも規模・技術・意匠の諸点で最高潮を迎えた安土・桃山・江戸時代初期の名城の数々を、豊富な資料を駆使して詳述した。時代時代の天下人、信長・秀吉・家康が行なった築城の経緯を解説することにより、城が戦いのための施設から戦略的・政治的、かつ都市の中心地としての機能をも兼ね備えた空間、いわば近世という時代文化の象徴へと移行していくさまが理解できる、城郭愛好家に待望の一冊。