出版社内容情報
仏教と係わりのある石造層塔の起源から各時代の名称、形の変遷までを豊富な写真により平易に解説する。
内容説明
日本には、仏教と関係の深い、優れた石造遺品が沢山あります。私は80余歳の今日まで、この素晴しい石造美術の世界に心をひかれ、巡拝の「石の旅」を過ごして参りました。本書は石造層塔を主題にしましたが、塔姿の本質を理解するためには、その起源に立ち返ってみる必要があると考え、釈迦伝から説き始め、日本における造塔の歴史を顧みつつ、各時代の石造層塔遺品を鑑賞することにしました。
目次
第1章 塔の起源(目連の葬式;釈迦八塔;サンチーの大塔;印度における仏像;ピプラーワーの塔の発掘調査;よみうりランド釈迦如来殿)
第2章 仏塔の変遷(塔の名称の変遷;塔の形の変遷)
第3章 日本の塔の変遷
第4章 日本石造層塔巡り
第5章 石の層塔雑話(塔への納入物;墓標となった仏塔;相輪と相輪〓)
-
- 和書
- ま~るい魚図鑑