内容説明
「トライボロジー」は、現在の科学技術の重要な基盤であるとともに、21世紀においては、省エネルギー、省資源、環境保全などの分野でも、さらなる発展が期待される学問である。前著「トライボロジー」では、基本的事項を扱ったが、本書は、その続編として、「潤滑剤を介した相対運動接触面」を主な対象とし、その研究成果をまとめたものである。明日の「トライボロジスト」にとって、絶好の参考書。
目次
1章 流体潤滑
2章 弾性流体潤滑
3章 転がり接触
4章 グリース潤滑
5章 摩擦面の特異性
6章 トライボ特性に及ぼす電場・磁場の影響
7章 密封装置の密封機構と表面損傷
著者等紹介
山本雄二[ヤマモトユウジ]
1944年愛媛県に生まれる。1966年九州大学工学部機械工学科卒業。1971年九州大学大学院工学研究科博士課程修了。現在、九州大学名誉教授、工学博士。専攻は機械工学、トライボロジー
兼田〓宏[カネタモトヒロ]
1943年山口県に生まれる。1966年九州工業大学工学部機械工学科卒業。1971年九州大学大学院工学研究科博士課程修了。現在、九州工業大学名誉教授、工学博士。専攻は機械工学、トライボロジー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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