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内容説明
世界で再エネの劇的な普及が進む中、第5次計画では2030年は3年前の数字を変えずに検討、火力・化石資源偏重、原子力維持、再エネ制約、水素・蓄電池への過度な期待、2050年は全方位の可能性を示し数値なし、それで良いのか?そして本来どうあるべきなのかを示す。
目次
第1章 日本のエネルギー政策の在り方:エネルギー基本計画の評価(第4次エネルギー基本計画の評価;エネルギー政策の考え方:エネルギー基本計画はどうあるべきか;日本の再エネを巡る状況:FITの効果と課題)
第2章 第5次エネルギー基本計画の混乱を整理する(第5次計画に見る各エネルギー源の記述とその評価;再エネ目標値とエネルギー自給率;再エネ推進は最大の省エネ対策;技術が市場を作るのか、市場が革新を生むのか;諸外国政策の解釈;プルトニウム削減でも基本方針は不変;総括:2050年整理は「補論」)
第3章 『第5次エネルギー基本計画』解説(『第1章 構造的課題と情勢変化、政策の時間軸』解説;『第2章 2030年に向けた基本的な方針と政策対応』解説;『第3章 2050年に向けたエネルギー転換・脱炭素化への挑戦』解説)
終わりに―マストなエネルギー政策の再構築
著者等紹介
山家公雄[ヤマカキミオ]
エネルギー戦略研究所所長、京都大学大学院経済学研究科特任教授、豊田合成(株)取締役、山形県総合エネルギーアドバイザー。1956年山形県生まれ。1980年東京大学経済学部卒業後、日本開発銀行(現日本政策投資銀行)入行。電力、物流、鉄鋼、食品業界などの担当を経て、環境・エネルギー部次長、調査部審議役などに就任。融資、調査、海外業務などの経験から、政策的、国際的およびプロジェクト的な視点から総合的に環境・エネルギー政策を注視し続けてきた。2009年からエネルギー戦略研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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