内容説明
残されていた記録から解明された迫真の科学ドキュメント。
目次
第1章 天体望遠鏡の発展とソフトウェア
第2章 大型光学赤外線望遠鏡計画の時代背景
第3章 日本での光学望遠鏡制御の進展
第4章 21世紀の遠望鏡を目指して
第5章 すばる計算機システム要求仕様の検討―「すか」の時代
第6章 すばる望遠鏡の巨大データはどう扱うか?
第7章 ラストスパート
付録 すばる望遠鏡観測制御システムの詳細
著者等紹介
水本好彦[ミズモトヨシヒコ]
1951年生まれ。1979年東京工業大学大学院博士課程修了後、東京大学宇宙線研究所研究員、米国ユタ大学物理学科研究員として高エネルギー宇宙線による空気シャワー実験に従事。1985年に富士通(株)入社、東京大学野辺山宇宙電波観測所の電波望遠鏡システムの開発に従事。1989年に神戸大学理学部物理学科助教授に就任、高エネルギー宇宙線の観測的研究に従事。1995年に国立天文台助教授となり、すばる望遠鏡のソフトウェア開発に従事。2017年国立天文台を定年退職。理学博士、国立天文台名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授
佐々木敏由紀[ササキトシユキ]
1949年生まれ。1973年京都大学宇宙物理学科卒業。1985年国立天文台岡山天体物理観測所助手。1993年国立天文台大型望遠鏡推進部(三鷹)に転任し、1997年から助教授となり、ハワイ観測所勤務。専門は、銀河天文学。画像処理システム、望遠鏡制御システム、観測装置の開発研究に従事。2007年から西チベットの天体観測サイト調査を行う。2012年ハワイから三鷹に転任し、2015年退職。理学博士
小杉城治[コスギジョウジ]
1964年生まれ。1988年京都大学宇宙物理学科卒業。1995年同大学院修了。1996年国立天文台光赤外線天文学研究系助手。1997年からハワイ観測所勤務。活動天体の観測的天文学研究と観測制御・データ解析システムなどの開発研究に従事。2005年から国立天文台ALMA推進室(現チリ観測所)に准教授として転任し、2008年から日米欧智ALMAコンピューティング統合チームのマネージャー。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- からだの気持ち