内容説明
容量市場をめぐる疑問と論争に答える!第1回入札での著しい高値落札はなぜ起きたのか?それは適正価格と言えるのか?海外の容量市場と本質的に違うのはどこなのか?今後の影響と日本が進むべき方向は?
目次
はじめに―市場機能で発電設備を活用し、新陳代謝を実現
第1章 電力市場と日本版容量市場
第2章 容量市場とは何か―日本で検討されたこと
第3章 あり得ない高価格となった第1回入札―総額1.6兆円負担の意味
第4章 米国と本質的に異なる制度―PJMとどこが違うか
第5章 容量市場なしで予備力を確保するテキサス州
終章 容量市場入札総括こそ2050年温室効果ガス排出実質ゼロの出発点
著者等紹介
山家公雄[ヤマカキミオ]
エネルギー戦略研究所(株)取締役研究所長、京都大学大学院経済学研究科特任教授、豊田合成(株)取締役、山形県総合エネルギーアドバイザー。1956年山形県生まれ。1980年東京大学経済学部卒業後、日本開発銀行(現日本政策投資銀行)入行。電力、物流、鉄鋼、食品業界などの担当を経て、環境・エネルギー部次長、調査部審議役などに就任。融資、調査、海外業務などの経験から、政策的、国際的およびプロジェクト的な視点から総合的に環境・エネルギー政策を注視し続けてきた。2009年からエネルギー戦略研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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