内容説明
電力自由化、再エネ拡大を阻んでいた電力ネットワークが急激に変わりつつある。これまでの数々の経緯とこれからの展望を読み解く。
目次
第1章 次世代電力ネットワークとは(その1):接続・運用・整備のルール改正
第2章 次世代電力ネットワークとは(その2):資金調達力を確保しつつ効率化実現
第3章 次世代電力ネットワークとは(その3):分散型システムとレジリエンス
第4章 北海道での再エネ開発が動かすネットワーク改革
第5章 東北での再エネ開発が動かすネットワーク改革
第6章 東電PGが提案・実践する欧米型系統運用
第7章 梶山経産大臣発言の衝撃と意義
著者等紹介
山家公雄[ヤマカキミオ]
エネルギー戦略研究所(株)取締役研究所長、京都大学大学院経済学研究科特任教授、豊田合成(株)取締役、山形県総合エネルギーアドバイザー。1956年山形県生まれ。1980年東京大学経済学部卒業後、日本開発銀行(現日本政策投資銀行)入行。電力、物流、鉄鋼、食品業界などの担当を経て、環境・エネルギー部次長、調査部審議役などに就任。融資、調査、海外業務などの経験から、政策的、国際的およびプロジェクト的な視点から総合的に環境・エネルギー政策を注視し続けてきた。2009年からエネルギー戦略研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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