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深川の風―昭和の情話それぞれに

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  • サイズ B6判/ページ数 257p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784844377269
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

舞台は昭和二十年代から六十年代の東京・深川。気風のいい辰巳芸者に双子の男の子が生まれた。実の父を知らずに育った二人は、一人は落語家となり、一人は任侠道に。落語から飛び出してきたかのような江戸っ子たちの情けが双子の人生を包み込む。親子・兄弟、師弟、他人同士の情愛が織りなす東京下町人生模様。

著者等紹介

吉川潮[ヨシカワウシオ]
演芸評論家、小説家。1948年生まれ。立教大学卒業後、放送作家、ルポライターを経て演芸評論の道に。1980年からは小説を書きはじめ、「芸人小説」というジャンルを切り開く。2003年~14年、落語立川流の顧問をつとめる。著書に『江戸前の男』(新田次郎文学賞、新潮文庫)、『流行歌 西條八十物語』(大衆文学研究賞、ちくま文庫)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

高橋 (犬塚)裕道

5
星3.5。吉川潮は以前よく読んだ。此の処ご無沙汰だったが、先日「江戸っ子だってねえ」を再読して又読みたくなって図書館で読んだ事のないものを探して借りた。深川の鳶の家族の話、面白かった。人情話です。肝心の鳶の、父親は早々になくなってその子供の人生の話。読んで良かった。2018/08/13

高橋 (犬塚)裕道

4
星3.5。再読です。吉川潮は中々良いなあ〜。2022/02/13

GO-FEET

3
★★★☆2016/07/09

pagrus55

0
☆☆☆☆2016/08/03

tsubaki

0
サラッと読める深川の人情はなし。門前仲町の鳶、高橋謙三郎とその双子の息子たちが成長し、成績優秀な兄は噺家、喧嘩っ早い弟はやくざに。噺家の世界もやくざの仕来りも、また深川の人情も粋でまっつぐできもちがいい。2019/03/10

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