世界でもっとも美しい装飾写本

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  • サイズ B5判/ページ数 286p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784844368700
  • NDC分類 022.23
  • Cコード C0072

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

びっぐすとん

17
図書館本。本が貴重だった頃、人々の真摯な祈りを形にした物が写本だと思う。その精緻な一枚一枚に信仰の篤さがあらわれており、敬う気持ちが自ずから湧いてくる。ため息の出る美しさ。本文の回りを囲む余白装飾の模様や、内容と無関係なコミカルな底部の装飾にまで凝っていて一枚描くのにどれだけ時間が掛かっただろう。贅の限りを尽くした時禱書を作らせた権力者は、この本で祈ることでより神を近くに感じたのではないかしら。『いとも豪華なる時禱書』が本当に豪華。聖書を知っていればもっと感じるもの、気付きがあっただろう。勉強不足で残念。2019/12/03

ぐっちー

10
眺めているだけでもため息が出る一冊。解説もわかりやすく、読み応え、見応えがある。先日、名古屋市の古川美術館で開催中のブシコー派の装飾写本展に行ったので一層興味が湧いた。2020/11/24

A.yukari

3
中世のヨーロッパで、職人らによって一点ずつ作られた美しい本にうっとり。やはり一番有名なものは「ベリー公のいとも豪華なる時祷書」だろうか。本物が見たいけれど非公開らしく、残念。最近読んだ佐藤賢一の本に登場した人物がちらほら出てくるので楽しかった。中世といっても古代末期のローマ帝国の面影を残すものから近代の始まりであるルネサンスの影響を受けたものまで、多岐に渡る。空間の広がりを感じる古代の作風が、平面的で抽象的だが装飾性の高いものに変化し、ルネサンスによって再び写実的なものに変化していく様がとても興味深い。 2019/09/10

hiro6636

2
図書館。 図版がカラーで大きく見応えがある。2022/09/04

takao

2
ふむ2020/12/15

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