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内容説明
デザイナーの制作領域の多元化はよりいっそう進んでおり、幅広い制作物に対応しつつ、「ブランディングの視点をもってトータルにデザインしていく能力」が求められています。企業やブランドだけでなく、地域、行政、教育、街づくりなどにデザインの力で参加し、貢献していく気鋭デザイナーの制作現場に密着。クライアントへのヒアリング、アイデアスケッチ、ラフ制作、プレゼンテーション、デザインの精緻化、ガイドラインの作成と、すべての工程を詳らかにすることで、デザイナーという職業の実際、そして「デザインの今」に迫ります。
目次
INTRODUCTION ロゴデザインの基礎知識(CI、企業ロゴの考え方の変遷;ブランディングの視点をもつ;ロゴデザインの基礎知識;シンボル+ロゴタイプ型の特徴と実例;ロゴタイプ型の特徴と実例;色が与える印象;書体が与える印象;プレゼンテーションについて;ロゴデザインの評価基準;VIとは)
CASE STUDY ロゴデザインの現場(小野圭介の場合―ロゴデザインを通して多くの人を楽しませたい。;佐藤浩二の場合―企業やブランドの目指す方向性から本質をとらえ、デザインの完成度にこだわり抜いて提案すること。;田中雄一郎の場合―ロゴマークは「自信」と「誇り」を与えるもの。)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
disktnk
1
ロゴがどういう過程を得て決定してくかが、デザインのテクニックだけでなくて、ユーザとの擦り合わせや、ブランディングなども語られており、非常に面白かった。最近はソーシャルサービスで簡単にしかも安価でイマドキのデザインロゴが手に入るが、それでは得ることが難しいデザイン技術の一部を知ることができた気がする。2016/11/23
cameraf6
0
ロゴを作る過程が分かった。2017/06/11
Doraneko358
0
なるほどそこそこ使える本ですなw2016/10/28
かきょん
0
ロゴの手書き案から、いくつかの提案、完成まで、がのっているのでわかりやすかった。クライアントの意向を忠実に守ろうとする3人のやり方がプロなんだな、と思った。2024/01/21
Masamichi Uchida
0
楽しかった。手にしたキッカケは自分の家族の為にTシャツをデザイン、ロゴをデザインしようと閃いたことです。3名のデザイナーが自らの仕事を解説する内容です。デザインそのものだけでなく、仕事を進めるにあたり何に気を使っているか、そういう事にたくさん言及されてます。ブランド化、ブランド浸透を見据えたロゴ制作の現場を感じることができました。 2019/07/08