内容説明
「紙メディアのデザイン・レイアウト」をテーマに、文字・写真・図版イラスト・配色のデザイン技法や、出力・フォント環境といったDTPにまつわる基本的な知識、原則となるルール全般をまとめた一冊。技術が変わっても変わることのない伝統的なデザインやレイアウトの技法・見せ方から、コンピュータ環境・インターネット環境・アプリケーション環境の変化にともなって影響を受ける出力やファイル形式、データ作成の最新の基礎知識まで、紙メディアのデザイン・レイアウトを行ううえで知っておきたい事柄を網羅しました。
目次
1 レイアウトの基本
2 テキスト主体のレイアウト
3 ビジュアルを生かしたレイアウト
4 表や図版を生かしたレイアウト
5 配色デザインの基本
6 印刷・DTPの基本
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かやは
11
雑誌やチラシ、ポスターなど、紙媒体のレイアウトについてのいろは。膨大な資料を元に説明してくれているので、とても勉強になった。広告会社に勤めているが、直接デザインをやっているわけではないので、こういう細かいことを気にしてデザイナーさん方は紙面を構成しているんだなあと思った。いかに情報をわかりやすく、読みやすく、そして美しく伝えるか。デザインというのは物の形だけに関わるのではなく、物事をスムーズに進めることにも重要なんだなと感じた。2016/02/26
nizimasu
1
レイアウトの基本的なパターンとサンプルの紹介につきるかな。初心者よりもすでにデザインをかじっている人向け。その点では実践的2012/08/13
ChoCo
1
いろんなデザイン・レイアウトの技法が詰まっています。ホワイトスペース(白色の空白スペース)を有効活用したレイアウトは凄いな!と。 デザイン・レイアウトを意識して雑誌やポスターを見ると、面白いだろうなと思いました。2011/11/06
hjms
0
ページ物のデザインを担当する機会が増えてきたので仕事の合間にDTP基礎を、たまたま会社にあった本書でおさらいした。ある程度の経験を積んだデザイナーにとっては少々物足りない内容かもしれないが、既に身体に染み付いたテクニックを改めて文章で点検していく作業はたまには必要に感じた。デザインの強度や説得力を高めるためのセオリーやロジックを、たくさんの実例と平易な文章で紹介してくれるデザイン・レイアウトの入門書。2017/02/10
ur
0
手元に置いておきたいレベルだった。2014/11/15