魅せる写真術―発想とテーマを生かす撮影スタイル

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  • サイズ B5判/ページ数 159p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784844359210
  • NDC分類 743
  • Cコード C2072

内容説明

銀塩でも、デジタルでも、写真術として常に変わらないものは何か―それは写真の「イメージ」としての、魅力的な特性に尽きます。デジタルか、アナログか、という問題は「入力(カメラ)」と「出力(フィルムか画像ファイルか)」の問題です。その中間にある「イメージ」については、共通の法則なり、鉄則に支えられています。この本では、過去から未来永劫「変わらない法則」という切り口から、写真術を楽しく解き明かします。初心者からプロのクリエイターまで魅了してやまない「魅せる写真術」の世界を、知性+感性に訴えながら、どうすればその特性を活かした撮影ができるのか、実践に即してガイドしていきます。

目次

第1章 写真の基礎知識(カメラのフォーマット、画質と高機能の基準;露出と絞り、シャッタースピード;レンズと画角 ほか)
第2章 写真の「変わらない法則」とは?(光をつかまえる;さまざまな光;光の色と粒状性 ほか)
第3章 「魅せる写真術」の撮影スタイル(光の射し方と表現;光と影の表現;黄昏時の光で撮る ほか)

著者等紹介

伊藤美露[イトウミロ]
写真家・美学家。ドイツで写真アーティストとして活動した後、NYに移住。アートからドキュメンタリー、ヌードからセレブリティ・ポートレイトまで、ジャンルを越えて、世界の第一線の写真クリエーションの世界で活動。慶應義塾大学にて美学美術史専攻を卒業後、渡独。ドイツ国立ルール大学にて哲学を、エッセン大学にて写真と応用美術を学ぶ。ドイツ・ジャーナリスト連盟(1989~2002)、日本写真協会、日本写真芸術学会、NY Art Directors Club会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほじゅどー

12
★★★写真は光を捕まえる技術。光があって初めて写真は成立する。光は天候や時間帯によって強さや広がり、彩度やコントラストが変わる。夏は冬に比較して黄昏の光が得られる時間帯(ゴールデンアワー)が短い。撮影目的に合わせて適切な光を選ぶ。光への感性を磨くこと。ボケ味とは何か。ボケは光や色彩や形を区切る境界が溶け合い、背景の色や光の滲みとなった効果。ボケ味はレンズの焦点距離や絞り値によって生まれる。ボケの美しさは数値化出来ない主観的なもの。2017/05/21

ハル

0
写真の基礎から始まって、シーン毎のポイントの解説というよくある本。一度こういう本を読んだことある人なら、二度読む必要はない。いいところは各写真毎にポイントがあったり、絞りやシャッタースピードがついていること。 2013/03/11

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