出版社内容情報
音楽家・坂本龍一の20年の活動と発言を網羅したデータベース。
この1冊で、坂本龍一の「すべて」にせまる!
CD-EXTRAには、今年1月の横浜アリーナでのコンサートでアンコール演奏された未発売曲を含む5曲を音源部分に、
氏の発言を過去20年分の記事データからピックアップし、データ化したものなどをEXTRA部分に収録。
書籍には、坂本龍一の未来を解くカギ“脳”をテーマにした座談会(杉下守弘、立花隆、野宏明、浅田彰)と、
本書のために行った教授との一問一答、1000件からの抜粋を掲載。
書籍とCD-EXTRAで、音楽だけでなく、コンピュータやデジタル・カルチャーなどについても発言を続けてきた、
坂本龍一の「リアルな姿」にアプローチしていく。
●収録曲(横浜アリーナ“f”ツアーより)
1: Merry Christmas Mr. Lawrence
2: The Last Emperor
3: The Wuthering Heights
4: Acceptance (End Credit) -Little Buddha-
5: 1919
内容説明
坂本龍一は、進化するのか?デビュー20周年企画。教授の過去・現在・未来をプレイする「DECODE 20」。坂本龍一の未来を解くカギ“脳”をテーマにした座談会(参加者:杉下守弘、立花隆、北野宏明、浅田彰)と、本書のために行った教授との一問一答、1000件からの抜粋を掲載。CD‐EXTRAの内容―97年1月の“f”ツアーからの未発表音源5曲を含む、教授の“脳”を解析する、会話型デジタルコンテンツを収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
zeroset
0
外面の装丁は自分の好みから外れており、中身もいかにも前世紀末なスカスカのレイアウト。正直、第一印象はかなり悪かった。ただ実際読んでみると、解像度の低い白黒写真の、時にはパラパラ漫画的、時には思いがけない連なりと、透けて見える裏面、散らされたモノローグ、これらをめくっていくことで独特のイメージを喚起させる相乗効果が生みだされている。これは、アートとしてなかなか面白いと思った。 CD-EXTRAの方はレア音源が全て。「対話型コンテンツ」には苦笑した。普通に読ませてください。2012/01/06