内容説明
PowerPointのスライドもWordの資料もデザインリテラシーを身につければ、誰でも思い通りに作れるようになる!「情報の構造」=「デザインの構造」で資料の伝わりやすさが決まる!頭より先に手を動かす、ソフトまかせ、過剰な演出…。計画的にデザインにして仕事をワンランクアップさせる!
目次
第1章 まず、情報の整理から
第2章 秩序のあるレイアウト
第3章 文字が情報を伝える
第4章 色が理解をたすける
第5章 図版で伝える
第6章 実践的デザインのポイント
著者等紹介
佐藤好彦[サトウヨシヒコ]
ウェブデザイナー、グラフィックデザイナー。ウェブなどのデザイン・プランニングを中心に、デザイン関連の書籍や雑誌記事の執筆、講演なども手がけている。東京造形大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかこ
11
デザインを発注する側にとっても、作る側にとってもためになる本。何をどう伝えるか、どう見せるか、という流れにそった考え方がわかった。 ここのところデザインの本を続けて読んでいるが、わかりやすいデザインはルールがある。そして、余白が大事。2021/10/29
らっそ
5
色の章は、今まで読んだデザイン本の中で一番わかりやすかった。グレーの使い方は超腹落ち。明日からでも使える2016/08/23
らっそ
4
知らずに再読。凄く納得して読んでいたということは、多少は前回読んだ内容が身についていたのかな。そう思うことにしよう2018/09/01
ヨミトロール
4
パワーポイントを使う人は絶対読んだほうがいい。やたら情報を盛り込んだ「作品」を得意げに解説するプレゼンにはいつも辟易。一瞬で寝る。「斬新なデザイン」という曖昧な言葉を使うべきではない、グラデーションを使った瞬間に素人へ、など、うんうんうんうん頷きまくり。裁ち落としという言葉を覚えたよ。2015/12/11
TAKA
4
情報を整理し、伝えたいことの優先順位をはっきりさせる(手を動かして資料作成する前に、頭で内容の整理を)。整理した情報をルールに沿ってレイアウト・文字・色に落とし込んでいく作業がデザイン。そこに、秩序が生まれ、読みやすさにつながる。デザインとは「一つの世界そのものを作る格闘」。デザイナーと呼ばれる人々の苦心と発想の仕方が垣間見られる。 【コメント】資料作成におけるデザインについて興味があり手に取った。今の自分には1~4章が必要な内容だった。一時間で読了。ちなみに本書は今年8月新刊のホットな一冊。おすすめ。2015/09/19