内容説明
本書では、NetBeansアーキテクトの著者が遭遇してきた様々な誤りを解説し、APIの発展を考慮した設計について詳しく説明します。あまり語られることがなかったAPI設計について、貴重な10年間の経験をベースに幅広くノウハウを披露しています。API設計の技術や知見の水平線を押し広げることができる稀有な一冊です。
目次
なぜ新たなデザイン本が必要なのか
第1部 理論と正当性(現代的なソフトウェア構築の技芸;APIを作成する動機;優れたAPIを決定づけるもの;絶え間なく変わる標的)
第2部 実践的設計(必要以上に公開しない;実装ではなく、インタフェースに対してコーティングする;モジュール方式アーキテクチャの使用;クライアント用とプロバイダ用のAPIを分離;テストの容易性に留意する;他のAPIとの協調;APIの実行時の側面;宣言型プログラミング)
第3部 日々の生活(有害で極端な助言;API設計のパラドックス;API宇宙の発展;チームワーク;ゲームでAPT設計スキルを向上させる;拡張可能なビジターパターンのケーススタディ;終焉の手続き)
将来
著者等紹介
ツゥラッハ,ヤロスラフ[ツゥラッハ,ヤロスラフ] [Tulach,Jaroslav]
NetBeansの生みの親で、初期のアーキテクト
柴田芳樹[シバタヨシキ]
1959年生まれ。九州工業大学情報工学科で情報工学を学び、1984年同大学大学院で情報工学修士課程を修了。以来、様々なソフトウェア開発に従事。ゼロックス社のパロアルト研究所を含め、5年間米国に駐在してソフトウェア開発に携わる。現在はソフトウェア開発、教育、コンサルテーションなどを業務としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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