内容説明
カメラの世界が自由に広がる。人気のウェブ企画が一冊に。
目次
1章 「宙玉」で球体に閉じ込めた世界
2章 「太陽画」で楽しむ透き通った光
3章 「ブレ写真」でとらえる光の軌跡
4章 「万華鏡写真」に写る幾何学模様の光景
5章 「トイ蛇腹」のレトロな描写
6章 「水玉・泡玉」に映るスモールワールド
著者等紹介
上原ゼンジ[ウエハラゼンジ]
実験写真家。1961年生まれ。美学校考現学研究室修了。写真集団「FOTO SESSION’86」に参加。森山大道に2年間写真を見てもらう。本の雑誌社を経て1987年よりフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAORU SUZUKI
4
宙玉レンズを購入したので撮影のヒントにと読みました。宙玉のほかにもブレ写真、万華鏡写真など面白いアイディアが盛りだくさんで作品を見ているだけでワクワクしてしまいました。ブレや飛ばしなどは、写真の常識を外すと面白い写真が執れたりするものなんですよね。2015/06/15
セディ
2
がんばって工作して撮る写真の本かな。マニュアル系ではなく、見たことのない写真を撮ることが載っていて見ているだけで楽しめる。2013/05/25
Koki Miyachi
1
独創的な写真の撮り方に挑戦する。ノーマルな方法でいい写真を撮るのとは違ったアプローチ。それはそれで面白い写真との向き合い方だ。被写体を球体の中に閉じ込めた「宙玉(そらたま)」、太陽光の透過光で撮影する「太陽画」、「ブレ写真」で楽しむ光の軌跡、「万華鏡写真」、自作のレンズ「トイ蛇腹」、「水玉、泡玉」のスモールワールド。好奇心から仕掛けを自作して、作り方まで公開してくれるサービスぶり。筆者の素敵な人柄が感じられる、好奇心と冒険心たっぷりの写真指南書だ。2014/11/20
MOMO
1
面白いなぁ…というのが素直な感想。特に宙玉写真がさ。で、写真の専門学校に通っている真ん中の子に聞くと、友人もこのレンズを持ってるとのこと。ふーん、知ってる人は知ってる方法ってぇことね。でも面白いので、一応その原理を頭に入れておくことに。もちろん万華鏡写真も素敵でした。もっとも、チップスターの空き箱には、ちょっと笑ってしまいましたがね。カメラに興味のある・無しにかかわらず楽しめるものだと思うので、もし見かけたら、ちょっと手に取っても時間の無駄にはならないかと2013/10/10
藤子
0
宙玉レンズや万華鏡レンズなどの作り方が書いてあります(o・ω・o)トリッキーな撮影をしたい方におすすめ。2017/08/03