内容説明
「Hack For Japan」の立ち上げメンバーである著者が、震災復興への願いを込めた一冊。
目次
第1章 変わりゆくIT、進化するウェブ(デジタル社会に生きるということ;一般企業もまねしたいギークの七つの仕掛け;ソーシャルメディアにおける対称性と言語空間としての特性;ソーシャルネットワークにおける二つのコンテキスト;ネットを意識したネーミング;レコメンデーション機能は少し狂っているくらいが面白い)
第2章 進化の先にあるチャレンジ(ソーシャルDRM;XMDFにおけるDRM;ソーシャルゲームの社会的意義;ダメダメなネットカフェ;テレビについて考える;電子書籍の先は;本の価値;ネット時代のメディア戦略)
第3章 東日本大震災、そしてHack For Japan(仙台で暗闇に包まれて;Hack For Japanについて;Hack For Japanの軌跡―Japan Innovation Leaders Summit 2011 8.6 satから;講演の舞台裏;ハッカー文化が日本を救う;枠を超えていく)
第4章 今を生きるエンジニアとして(競争―利用者視点で見ることの重要性;スキームを変える―メディア、ジャーナリズム、文化;標準と独自拡張;キャリアのレイヤー超え;今日のユーザーと明日のユーザー;ITエコシステムという欺瞞;体を使った情報授業;不連続への挑戦)
著者等紹介
及川卓也[オイカワタクヤ]
早稲田大学理工学部卒業後、当時世界第2位のコンピューターメーカーであったDEC(Digital Equipment Corporation)の日本法人に入社。そこで米国マイクロソフトのWindows NT3.1開発に参加後、マイクロソフト株式会社に転職。Windows Vistaの日本語版および韓国語版の開発統括などを行う。2006年に世界最先端IT企業へ転職し、現在はウェブ技術開発チームのマネージャーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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