内容説明
「就職しない生き方」を選んだ10人の体験。
目次
1 マニュアル世代だから就職も起業もマニュアル通りやりました 学生社長からリクルート社員に転身後、ふたたび独立
2 今なら起業しないで「まぐまぐ」やったかも 「おもしろいこと」をやり続ける「まぐまぐ」開発者
3 坊さんは、なるよりも続けるのがむずかしいかと… ニコニコ動画で仏教を説く現役住職
4 自分だけのコンセプトが見つかればそれで食べていけるんです 半農半X(Xエックス=天職)をコンセプトにUターン半農生活
5 家元宅に住み込み修行の日々、ネットだけが世界への懸け橋だった ネットで飛躍した脱サラ茶人
6 要望にこたえるうちいつのまにか「社会起業家」になっていた 阪神大震災ボランティアとのネット交流が人生を変えた
7 選ばれる側がいやなら、選ぶほうになればいいんです 元引きこもりのJASDAQ最年少上場IT社長
8 ほんとに好きなことだけやってる人が集まれば大きなことができる 産学官連携事業の雄、“天才プログラマー”
9 100億行かない会社なんて、いかにもハンパでしょ? 100億円を稼ぎ出した「想定外」の元IT社長
10 もし失敗したら、いいネタにできるじゃないですか! 元巨大掲示板2ちゃんねる管理人
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
6
大きな会社に入れば大きなことを出来るかもしれないが、その方針が必ずしも自分の望む方向に進むとは限らない。それどころか自分の意思とは全く違うことをしなければならないことも少なくない。自分で道を切り開くのはリスクはあるが、全て自分でコントロールできるという意味でそれを管理しやすいとも言える。2015/06/01
くろ
4
この本の人たちが言っているように、会社員は何もしなくても給料をもらえる。10年以上SEをしてるから楽になったのか、いつも何もしてないように感じ、なんでこれにお金が払われるのだろうと、と思う。そろそろもう1つの柱を作らねば。2016/02/23
kubottar
4
ネットで、自分の「好き」を仕事にした男達の話は夢がある・・読んでいるとワクワクします。ここに出てくる人は夢を描いて突き進んでいくうちに、それが仕事になっていき回りも巻き込みどんどん成長していくイメージ。つまり、誰でも社長になれるもんじゃないってのがわかります。なろうと思ってなったんじゃなくて、いつの間にかなっていたという印象を受けました。「好き」を仕事にするにはまず、本当に身を投げ打って人生の時間を浪費してでもやりたい「好き」を見つけることからだと思う。2011/06/21
Nao Izumi
3
まずこのテの本も珍しくなくなってしまって、2冊3冊と読むもんじゃないなと。対談形式だが1人1人の内容が薄い。全体を通してそう感じてしまったのは、起業の中でも「ネットで」という枠組みつきであったこと、想定する読者層がおそらく「起業」って言ってみたいっていうレベルの層なのか用語解説でページを食いすぎ、またそもそも対談形式だが対談が成立してなかったんじゃないのと思わせられるやり取りが散見されたこと。取材を受けた1人1人の言葉の中にはマーカー引きたいものもなくはなかったが、1冊の本としては未熟。2016/05/25
ひろやん
3
働く=会社に入るという考えではなく、実際に起業したり独立した人、10人の体験談をまとめた本。 面白い。 やっぱりみんな世間一般とは考え方が違うんだよね。 何よりみんな楽しんでる。2015/09/11