インプレス標準教科書シリーズ
H.264/AVC教科書 (改訂3版)

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  • サイズ B5判/ページ数 369p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784844326649
  • NDC分類 548
  • Cコード C3055

内容説明

ケータイ、スマートフォン、ゲーム、Blu-ray、デジタル放送、テレビ会議等に必須。進化した最強の画像圧縮技術を全収録。

目次

Q&Aで学ぶ新圧縮方式「H.264/AVC」の基礎知識―H.261、MPEG‐1/2/4からH.264/AVCまでの発展
画像圧縮技術の発展とH.264/AVCを支える基礎技術―DCT変換からハイブリッド符号化の仕組みまで
H.264/AVCはどのように標準化されたか?―原型となったH.26LからJVTの基本方針、特許問題まで
H.264/AVCの全体構成と「プロファイルとレベル」の規定
H.264/AVCの中核となる圧縮符号化技術―その1 予測、変換、量子化
H.264/AVCの中核となる圧縮符号化技術―その2 デブロッキング・フィルタ、エントロピー符号化、他
H.264/AVC規格に準拠した製品をどう開発するか?―仮想デコーダ・モデルの導入とコンフォーマンス(規格適合性)
H.264/AVCの使用例―ランダム・アクセス/エラー対策/JM参照モデル
H.264/AVCをサポートするシステム技術―MPEG‐2システム/MP4ファイル/RTP伝送
H.264/AVCのアプリケーション―テレビ会議/放送/携帯電話/蓄積メディア/ゲーム〔ほか〕

著者等紹介

大久保榮[オオクボサカエ]
早稲田大学国際情報通信研究センター客員教授。1942年広島に生まれる。1964年広島大学工学部卒業。1964年日本電信電話公社(現、NTT)に入社。研究所で主にテレビ電話/テレビ会議システムの研究開発に従事。その後(株)アスキー、通信・放送機構を経て現在に至る。この間、画像通信の研究開発に従事。1984年~映像符号化とオーディオビジュアル通信システムの国際標準化に携わり、H.261、H.262:MPEG‐2やH.320、H.310/H.321の成立にリーダとして貢献、2002年~2008年ITU‐T SG16 WP2/16議長。2003年映像情報メディア学会・丹羽高柳賞功績賞受賞。2006年~VTVジャパン(株)顧問。工学博士(1996年早稲田大学)

角野眞也[カドノシンヤ]
パナソニック(株)臨場感コムタスクフォース主幹技師。1961年大阪に生まれる。1984年大阪大学工学部通信工学科卒業、1986年同大大学院博士前期課修了。大学時代はベクトル量子化を用いた画像符号化の研究に従事。1986年松下電器産業株式会社に入社、中央研究所に勤務。入社以来、一貫して画像の符号化に関する研究に従事。1986年~家庭用デジタルVCR(DV規格)の標準化および実用化開発に従事。1995年~MPEG‐4およびH.264/AVC画像符号化の技術提案・標準化活動およびそれらのコーデックの実用化技術開発に従事。1998年電気通信普及財団テレコムシステム技術賞受賞。映像情報メディア学会企画幹事、工学博士(奈良先端科学技術大学院大学)

菊池義浩[キクチヨシヒロ]
(株)東芝デジタルメディアネットワーク社コアテクノロジーセンターエンベデッドシステムコア技術開発部グループ長。1964年新潟に生まれる。1986年東北大学工学部通信工学科卒業。1988年同大大学院工学研究科電気及び通信工学専攻博士前期課程修了。1988年(株)東芝入社、総合研究所(現研究開発センター)に配属。以来、画像の圧縮符号化方式(MPEG‐2、MPEG‐4、H.264/AVC等)の研究・開発に従事。1996年~MPEG、ITU‐T、IETF、3GPPなどの標準化に参画。現在、同社コアテクノロジーセンター。2003年映像情報メディア学会・丹羽高柳賞業績賞受賞。2004年新技術開発財団・市村産業賞本賞受賞

鈴木輝彦[スズキテルヒコ]
ソニー(株)主任技師。1966年千葉県に生まれる。1990年東京工業大学理学部物理学科卒業、1992年同大大学院理工学研究科物理学専攻博士前期課程修了。1992年ソニー(株)入社。1999年~2000年カリフォルニア大学サンディエゴ校客員研究員。1995年~MPEG、ITU‐T、JVT、SMPTEなどの標準化会合に参加。MPEG‐2、MPEG‐4、MPEG‐7、H.264/AVCの標準化に貢献。ISO/IEC 14496‐2:2001、ISO/IEC 14496‐4:200X/AMD.6およびISO/IEC 14496‐4:200X/AMD.9エディタ。画像信号符号化(MPEG‐2、MPEG‐4、MPEG‐7、H.264/AVC等)の研究開発および関連製品開発に従事。IEE Member、SPIE Member、SMPTE Member(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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