目次
Q&Aで学ぶ新圧縮方式H.264/AVCの基礎知識
画像圧縮技術の発展とH.264/AVCを支える基礎技術
H.264/AVCはどのように標準化されたか?
H.264/AVCの全体構成と「プロファイルとレベル」の規定
H.264/AVCの中核となる圧縮符号化技術
H.264/AVC規格に準拠した製品をどう開発するか?
H.264/AVCの使用例
H.264/AVCをサポートするシステム技術
H.264/AVCのアプリケーション
H.264/AVCを拡張した高忠実度化規格(FRExt規格)
次世代の画像符号化技術への展開
H.264/AVCの付属資料(Annex)
著者等紹介
大久保榮[オオクボサカエ]
早稲田大学大学院理工学研究科客員教授。1942年広島に生まれる。1964年広島大学工学部卒業。日本電信電話公社(現、NTT)に入社。研究所で主にテレビ電話/テレビ会議システムの研究開発に従事。その後(株)アスキー、通信・放送機構を経て現在に至る。この間、画像通信の研究開発に従事。1984年~映像符号化とオーディオビジュアル通信システムの国際標準化に携わり、H.261、H.262|MPEG‐2やH.320、H.310/H.321の成立にリーダとして貢献、2002年10月よりITU‐T SG16 WP2/16議長。2003年映像情報メディア学会・丹羽高柳賞功績賞受賞。工学博士(1996年早稲田大学)
角野眞也[カドノシンヤ]
松下電器産業(株)AVコア技術開発センター画像グループ主幹技師。1961年大阪に生まれる。1984年大阪大学工学部通信工学科卒業、1986年同大大学院博士前期課程修了。大学時代はベクトル量子化を用いた画像符号化の研究に従事。1986年松下電器産業株式会社に入社、中央研究所に勤務。入社以来、一貫して画像の符号化に関する研究に従事。1986年~家庭用デジタルVCR(DV規格)の標準化および実用化開発に従事。1995年~MPEG‐4およびH.264/AVC画像符号化の技術提案・標準化活動およびそれらのコーデックの実用化技術開発に従事。1998年電気通信普及財団テレコムシステム技術賞受賞。電子情報通信学会、映像情報メディア学会会員。工学博士(奈良先端科学技術大学院大学)
菊池義浩[キクチヨシヒロ]
(株)東芝デジタルメディアネットワーク社コアテクノロジーセンターモバイルテクノロジーセンター主査。1964年新潟に生まれる。1986年東北大学工学部通信工学科卒業。1988年同大大学院工学研究科電気及び通信工学専攻博士前期課程修了。1988年(株)東芝入社、総合研究所(現研究開発センター)に配属。以来、画像の圧縮符号化方式(MPEG‐2、MPEG‐4、H.264/AVC等)の研究・開発に従事。1996年~MPEG、ITU‐T、IETF、3GPPなどの標準化に参画。現在、同社コアテクノロジーセンター。2003年映像情報メディア学会・丹羽高柳賞業績賞受賞。2004年新技術開発財団・市村産業賞本賞受賞
鈴木輝彦[スズキテルヒコ]
ソニー(株)シニアシグナルプロセッシングリサーチャー。1966年千葉県に生まれる。1990年東京工業大学理学部物理学科卒業、1992年同大大学院理工学研究科物理学専攻博士前期課程修了。1992年ソニー(株)入社。1999年~2000年カリフォルニア大学サンディエゴ校客員研究員。1995年~MPEG、ITU‐T、JVT、SMPTEなどの標準化会合に参加。MPEG‐2、MPEG‐4、MPEG‐7、H.264/AVCの標準化に貢献。ISO/IEC14496‐2:2001、ISO/IEC14496‐4:200X/AMD.6およびISO/IEC14496‐4:200X/AMD.9エディタ。画像信号符号化(MPEG‐2、MPEG‐4、MPEG‐7、H.264/AVC等)の研究開発および関連製品開発に従事。IEEE Member、SPIE Member、SMPTE Member(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- サインはV!(7)