インプレス標準教科書シリーズ
H.264/AVC教科書

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  • サイズ B5判/ページ数 305p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784844319832
  • NDC分類 548
  • Cコード C3055

出版社内容情報

内容:
本書は日本で初めて国際標準を推進してきた執筆陣によるH.264/AVCの解説書です。H.264/AVCの基礎知識、H.264/AVCはどう標準化されたか、H.264/AVCの中核となる符号化技術、実際の使用例など、次世代の放送/DVD/ケータイ/テレビ会議/ゲームに必須の最強の画像圧縮技術を、図解、吹き出し付きでわかりやすく徹底解説!

目次:
第1章 Q&Aで学ぶ新圧縮方式 H.264/AVCの基礎知識
第2章 画像圧縮技術の歴史的な発展と基礎技術
第3章 H.264/AVCはどう標準化されたか
第4章 H.264/AVCの全体構造と「プロファイルとレベル」の規格
第5章 H.264/AVCの中核となる符号化技術
    その1:予測、変換、量子化
第6章 H.264/AVCの中核となる符号化技術
    その2:デブロッキングフィルタ、エントロピー符号化、他
第7章 H.264/AVC規格に準拠した製品を開発するには
第8章 H.264/AVCの使用例
第9章 H.264/AVCをサポートするシステム技術
第10章 H.264/AVCの具体的アプリケーション
第11章 次世代の画像符号化技術
第12章 H.264/AVCの付属資料Annex

内容説明

「ITU‐TとMPEGが共同で標準化した」最強の画像圧縮技術を解説!次世代DVD/放送/ケータイ/テレビ会議/ゲームに必須。

目次

Q&Aで学ぶ新圧縮方式『H.264/AVC』の基礎知識―H.261、MPEG‐1/2/4からH.264/AVCまでの発展
画像圧縮技術の発展とH.264/AVCを支える基礎技術―DCT変換からハイブリッド符号化の仕組みまで
H.264/AVCはどのように標準化されたか?―原型となったH.26LからJVTの基本方針、特許問題まで
H.264/AVCの全体構成と「プロファイルとレベル」の規定
H.264/AVCの中核となる圧縮符号化技術(予測、変換、量子化;デブロッキング・フィルタ、エントロピー符号化、他)
H.264/AVC規格に準拠した製品をどう開発するか?仮想デコーダ・モデルの導入とコンフォーマンス(規格適合性)
H.264/AVCの使用例―ランダム・アクセス/エラー対策/JM参照モデル
H.264/AVCをサポートするシステム技術―MPEG‐2システム/MP4ファイル/RTP伝送
H.264/AVCのアプリケーション―テレビ会議/放送/携帯電話/蓄積メディア/ゲーム〔ほか〕

著者等紹介

大久保栄[オオクボサカエ]
早稲田大学大学院理工学研究科客員教授。1942年広島に生まれる。1964年広島大学工学部卒業。1964年日本電信電話公社(現、NTT)に入社。研究所で主にテレビ電話/テレビ会議システムの研究開発に従事。その後(株)アスキー、通信・放送機構を経て現在に至る。この間、画像通信の研究開発に従事。1984年~映像符号化とオーディオビジュアル通信システムの国際標準化に携わり、H.261、H.262:MPEG‐2やH.320、H.310/H.321の成立にリーダーとして貢献、2002年10月よりITU‐T SG16 WP2/16議長。2003年映像情報メディア学会・丹羽高柳賞功績賞受賞。工学博士

角野真也[カドノシンヤ]
松下電器産業(株)AVコア技術開発センター画像イメージンググループ主幹技師。1961年大阪に生まれる。1984年大阪大学工学部通信工学科卒業、1986年同大大学院博士前期課修了。大学時代はベクトル量子化を用いた画像符号化の研究に従事。1986年松下電器産業株式会社に入社、中央研究所に勤務。入社以来、一貫して画像の符号化に関する研究に従事。1986年~家庭用デジタルVCR(DV規格)の標準化および実用化開発に従事。1995年~MPEG‐4およびH.264/AVC画像符号化の技術提案・標準化活動および主として携帯機器向けの実用化技術開発に従事。1998年電気通信普及財団テレコムシステム技術賞受賞。電子情報通信学会、映像情報メディア学会会員。工学博士

菊池義浩[キクチヨシヒロ]
(株)東芝デジタルメディアネットワーク社コアテクノロジーセンターモバイルテクノロジーセンター主務。1964年新潟に生まれる。1986年東北大学工学部通信工学科卒業。1988年同大大学院工学研究科電気及び通信工学専攻博士前期課程終了。1988年(株)東芝入社、総合研究所(現研究開発センター)に配属。以来、画像の圧縮符号化方式(MPEG‐2、MPEG‐4、H.264/AVC等)の研究・開発に従事。1996年~MPEG、ITU‐T、IETF、3GPPなどの標準化に参画。現在、同社コアテクノロジーセンター。2003年映像情報メディア学会・丹羽高柳賞業績賞受賞。2004年新技術開発財団・市村産業賞本賞受賞

鈴木輝彦[スズキテルヒコ]
ソニー(株)シニアシグナルプロセッシングリサーチャー。1966年千葉県に生まれる。1990年東京工業大学理学部物理学科卒業、1992年同大大学院理工学研究科物理学専攻博士前期課程終了。1992年ソニー(株)入社。1999年~2000年カリフォルニア大学サンディエゴ校客員研究員。1995年~MPEG、ITU‐T、JVT、SMPTEなどの標準化会合に参加。MPEG‐2、MPEG‐4、MPEG‐7、H.264/AVCの標準化に貢献。ISO/IEC 14496‐2:2001、ISO/IEC 14496‐4:200X/AMD.6およびISO/IEC 14496‐4:200X/AMD.9エディタ。画像信号符号化(MPEG‐2、MPEG‐4、MPEG‐7、H.264/AVC等)の研究開発および関連製品開発に従事。IEEE Member、SPIE Member、SMPTE Member
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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