目次
第1章(春;夏;秋冬)
第2章(草のこと葉;花のこと葉)
第3章(薬草の庭)
著者等紹介
森乃おと[モノリオト]
広島県福山市生まれ。俳人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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東谷くまみ
39
野の草花さんこんばんは。朝晩の空気が秋へと変わり始めましたね。私があなた達の存在を意識するようになったのは有川浩さんの「植物図鑑」からでした。当時は食べられるか否か位だったけど笑、今では私の生活になくてはならない程になっています。心がささくれ立つ日、悲しいことがあった日…ふと下を見れば豊かな緑、さわさわと風に揺れる声、小さいけれど可愛らしい花を咲かせる姿、全てに癒やされています。この辞典で知った名前を明日はこっそり呼んでみようかな。名前を知ると友達になれた様な気がします。それでは明日、いつもの散歩道で😊2022/08/21
おおた
30
表紙に一目惚れ。半透明な表紙に草花が描かれて、さらに本自体にも別の草花が描かれて小さな草原のよう。調べたら雷鳥社は杉並区で歴史ある出版社だと知り、神田村以外からすてきな本を出されるとわけもなくうれしい。淡いけれども特徴をきちんと捉えた写真、簡素にして十分な解説で、わたしのような草花を一から覚えようとする者に負担にならない情報量で、文庫サイズは運びやすいししまいやすい。一家に一冊植物の本を、とおすすめできます。2017/03/20
だいだい(橙)
19
草っていってもいろいろある。外来種か~とかもともと日本にあるのか~とか感心しながら読んで、すぐ忘れてしまうんだけど、それはそれでまあご愛敬という感じ。2023/05/28
✼なぁ✼
17
表紙と、中身をパラパラ見たときの印象に惹かれて、即買い。ふと見かける草の名前が分かって、ちょっとウキウキ。植物って癒される?2018/04/27
遠い日
15
世の中がコロナ禍で日常を失くしている状態が続くうちにも、季節は巡り、花や草や生き物たちがそれを感じさせてくれる。ピーピー豆がやたら伸びているなぁとか庭石菖が今年は駐車場の隅っこに固まって咲いたなぁとか、そんな小さな動きに感動をもらっている。昭和天皇は、「雑草という草はない。どんな草にも必ず名前がある。」とおっしゃったそうだが、わたしたち民草も同じだ。小さな草たちが愛おしい。勇気を持って生きよう。できることを粛々としつつ、賢明な行動をしたいと思う。2020/05/12