内容説明
本物の男がここにいる。目力が強い。モテを意識しない。加齢を恐れない。それが「渋イケメン」の生き方。
著者等紹介
三井昌志[ミツイマサシ]
1974年京都市生まれ。神戸大学工学部卒業後、機械メーカーに就職し、エンジニアとして2年間働いた後退社。2000年12月から10ヶ月に渡ってユーラシア大陸一周の旅を行う。以降、写真家としてアジアを中心に旅を続け、人々の飾らない日常と笑顔を撮り続けている。紡問国は38ヶ国。旅の経験を生かしたフォトエッセイの執筆や講演活動を精力的に行う一方、広告写真やCM撮影など、仕事の幅を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
p.ntsk
43
素朴で精悍なインドやバングラデシュの働く男たちを撮った写真集。お国柄婚前交渉やおおっぴらな恋愛ができず今でも結婚の9割が親同士によって決められるそう。「無駄にかっこいい男たち」と副題にあるようにかっこいいことがストレートに恋愛や結婚に結びつかない。それゆえ必要以上にうわべを取り繕ういやらしさがない。仕事で鍛えられた肉体の美しさと着飾ることのない素のままのかっこよさが感じられました。2023/07/18
たまきら
39
きゃ~!読み友さんの感想を読んでもうこれは取り寄せないと!とワクワク。恋愛結婚がほぼ皆無の国だからといって「無駄にかっこいい」って、あはは、ひど~い。汗とほこりにまみれつつも真っ当に暮らしている男性が好みならもう、目がハートですよ、奥様!年上から年下まで幅広~くカバーされていて堪能させていただきました。これ、あちこちの国でシリーズ化していいただきたいわ~。ちなみに夫はまだ気づいていません、ぷぷぷ。2023/07/29
馨
32
渋イケメン好きの私から見ても、かなり正統派なイケメン揃いでした。日本人向けな顔な気もするけど、現地の人から見ても男前なのかな?きっとそうであろう。仕事している姿は惚れます。2016/08/11
奈良 楓
19
【良かった】インドやバングラディシュ地方のイケメンたちをとらえた写真集。「祈る」と「働く」の章が良かった。自分たちもしょぼくれてる場合ではないと思った。副題の「無駄にかっこいい」の意味が前書きでわかるが、理由は切ない。2022/04/14
ジュースの素
10
最新のを先に読んでしまい、これはその前の②。 やはり編集が変わっていたんだ。一番後に小さな枠で写真の説明がされていて、これは少し見にくい。 もちろん、写真の勢いや良さは変わらず、とてもいいし、インドの暮らしや人の思いまで解る。今の日本からはもう戻れないが、汗水垂らして働く姿の美しさには感動する。時代が変わってもこうしたもの作りは、あの国では変わらずあるような気がする。2020/07/03