内容説明
オオカミを飼うことはできますか?オオカミはどうして遠吠えをするの?オオカミが人間を育てるってほんとですか?オオカミの基礎知識と楽しいQ&A。耳の先からしっぽまでまるわかり。オオカミは素敵だ。
目次
第1章 オオカミはどうして悪者なの?
第2章 オオカミって、本当はこんな生き物です
第3章 世界のオオカミ絶滅から復活へ
第4章 オオカミのいない森
第5章 オオカミは生態系の守り神
第6章 オオカミよ、日本の森に還れ!
著者等紹介
朝倉裕[アサクラヒロシ]
1959年東京生。早稲田大学商学部卒業。有機農産物流通の仕事の傍ら、1995年日本オオカミ協会に参加。シカ等の被害地調査や内モンゴル地域のオオカミ糞探し調査などに加わる。現在オオカミと森、人間社会との関係を研究中
ささきみえこ[ササキミエコ]
北海道生。北海道教育大学札幌分校美術工藝科卒業。彫刻、銅版画の制作を行ないながらイラストレーターとしても活動中。雑誌、書籍、広告など様々な媒体で、水彩画、エッチングなどを用いたイラストを制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
宇宙猫
26
★★★★ 狼の事が良く分かって面白かった。けど、狼を復活させたら自然が蘇るって自然をなめすぎ。きっと、思わぬものが繁殖して”こんなはずじゃ”ってなるよ。でも、オオカミは好きだ。2017/01/13
魚京童!
19
研究者が調べてる種について書いたカラスとかのをオオカミでぱくって失敗した本。同じ話が続くし、詳しくないし、つまらない。そして何より伝わってこないオオカミの大切さ…。まー出版業界も大変らしいしね。やだなー。2014/06/14
ローレンツ🐾
13
良書。おそらくこの本を手に取っている方たちは環境や生態系に関心を持っている人たちだ。そうではない人たちにも読んでいただきたい。しかしながら、そうならない。中・高校生でも読んで理解できるレベルであるため、学校の図書室の本として置いていただきたい。まさに【教科書】として。これからの未来を担う若者たちに読んでもらいたい。2018/11/22
怜
12
日本の鹿害の酷さは聞いていたが、森の生態系の頂点とするオオカミがいないことが原因のひとつなんて、気がつかなかった。ひとは自然と隣りあわないと生きてゆけないことをもっと知るべきじゃないだろうか2016/09/24
minaseh
10
イエローストーン国立公園の話は前にネットで見てたので興味深かった。人の多い所で暮らしてると分からないけど、鹿の害がそこまで深刻だったとは。オオカミの復活で生態系がどれだけ戻るか分からないけど、森に棲む動物たちや白骨化していく樹林を助けられるなら是非お願いしたい。「樹林の白骨化」ってかなりゾッとする言葉だ。街に熊や猪が降りてくるって、やっぱり異常事態だと思う。オオカミの危険性を説く人も出てくるだろうけど人間が余計なちょっかいださなければ大丈夫じゃない?野犬は人を襲うけど、オオカミは犬じゃないので。2017/10/14
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