内容説明
デジタル写真の色調整に必要な基礎技術をまとめた知識集。レタッチソフトやRAW現像ソフトの種類に左右されず、写真をデジタルで編集するための「もっとも原始的かつ基礎的」な知識をまとめた。
目次
1 色の話(デジタル写真の正しい色とは;RGBとCMYK ほか)
2 レタッチの方針と考え方(写真をきれいにするとは;必要最低限の機材と知識 ほか)
3 レタッチの基本的なテクニック(写真をレタッチする順序;調整レイヤーを使った作業 ほか)
4 目的別レタッチのアイデア(明暗を調整するということ;色を調整するということ ほか)
5 覚えておきたい関連知識(レタッチ環境の重要性;RAW現像について ほか)
著者等紹介
桐生彩希[キリュウサイキ]
レタッチャー。ライター。90年代前半に電気工学科計測制御専攻学科を卒業し、国産マルチメディアパソコンのプログラマーとしてメーカーに就職。後に、音楽系プログラマーとして独立。書籍やムックの制作に携わり、現在は書籍や雑誌での執筆のほか、カメラや関連メーカーのWeb、カタログの制作なども行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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caramel
35
より写真を印象的に見せるために、私は色が好きだから色にこだわってみたいと思って読んでみた。色はとても繊細なもので見る環境で異なってくるため、まずは環境設定が重要であることがわかった!自分の家でやるには敷居が高くて悲しい。これを読んで一気に習得するというよりかはやりながら何度も読みたい本だった。トーンジャンプ、レタッチの境目、意図してない黒潰れ白トビ等、補正の失敗にも気づけるようになりたい。そしていつかは写真で自分のしたい演出ができたらって思った!!2014/08/06
kaizen@名古屋de朝活読書会
30
#感想歌 #短歌 デジタルの色調調整微妙なり毎日しないと腕が上がらず RGB, CYMK画面と印刷と商品でなきゃ調整御免 明るさは白黒にして確認す濃淡墨絵でも綺麗目指す2017/03/12
ほじゅどー
7
★★★デジタル写真の色にこだわる人向き。ディスプレイの調整。ホワイトバランスは太陽光で撮影。レタッチ3種の神器は、レベル補正(コントラスト、明るさ、色の補正)、トーンカーブ(持ち上げれば明るく、下げれば暗く)、カラーバランス。写真を補正する機能には、明暗、色、鮮やかさ(色の濃さ)程度しかない。2014/09/25
セディ
2
わたしにはまだまだ難しい本だった。やはり写真は印刷によって違ってくる。お金を払ってプリントしてもらっても思っているのと違う仕上がりというのもよくあること。2014/04/12
うじくら
1
初めて難しかったこの本もようやく理解が追いついてきた。あとは観察眼を身につけていく必要がある2018/03/03