目次
1 「知る」―これって何?
「知る」―どこで買う?
2 「洗う」―古い物は汚い物ではない
3 「使う」―古道具は使ってナンボ
4 「習う」―達人に学ぶ
愛おしいけれど売れない古道具
著者等紹介
黒川洋行[クロカワヒロユキ]
1959年名古屋生まれ。美術大学デザイン科を卒業後TVCM制作会社に入社。退社後フリーのCMプランナー、イラストレーターとして現在に至る。2006年春、東京都渋谷区に「maruse」を開店。当初の古材家具とガラスの器を中心としたギャラリー要素の強いスペースから徐々に形態、構成を変化させながら2008年夏、目黒に移転(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tera。
20
ユーズド・ミックスとは、「日常生活にあえて古い物を加えること」らしい。アンティークや骨董品ではなく、古物ってところが何だかいい。実家に置いてきた木の小引き出し、たぶん書類入れだったんだろうけど、今度帰ったら連れて来ようかな。2014/03/19
kuukazoo
6
古道具は好きだけど、お店でいいな〜とか眺めるくらいでなかなか買うには至らない。うちに連れて帰るのが何かかわいそうというかしのびないというか…古本に対しては全く逆なのに(笑)。糸巻きとか碍子とか菓子型とか本来の使い方はできないけどアイデアでうまく日常生活に取り入れるワザにほほ〜と感心させられる。しかし中にはもうオブジェとして扱うよりほかないものや誰が買うねんというものも。でもいいの好きだから、という著者の気持ちはよく分かる。2015/04/15
きりぱい
5
碍子(がいし)というのは知らなかった。電柱を見あげると白い物が付いているけれど、材質は陶器で電線の絶縁に使われているそれ。何に使うと言われたらあれだけど、ぽつんと飾っても味がありうそうに思える佇まい。古い木の乾菓子型で陶器の箸置きを作ってしまったのや、物資の乏しい時代のアメリカ軍の廃材(バドワイザー缶)がフタに使われたビンも面白い。なにもアンティークの値打ちものばかりではなくて、使い古されたもの独特の味わいを古道具ショップのオーナーが説く。地味だけれどちょっとおもしろい。2012/09/30
michikobito(mirai_ic)
1
古箪笥とか病院で使われていたガラスのショーケースとか欲しいけど、念がこもっていそうで、買うのは勇気がいるな。2014/11/07
UMIUMI
0
目の保養。2017/05/25