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内容説明
どんな物語を書きたいですか?作家が教える、もっともやさしい創作の基礎。
目次
1 物語のおおまかな輪郭を作る
2 物語全体の流れを作る
3 キャラクターの考え方
4 主人公を作る
5 敵対者を作る
6 援助者を作る
7 ディテールと演出
著者等紹介
円山夢久[マルヤマムク]
作家。『大人の文章塾・夢久庵』および、児童文学講座『茶話会鴎・銀座離れ』主宰。東急セミナーBE講師。尚美学園大学文章作成講座講師。日本児童文学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さおり
84
私もそれなりに山あり谷あり(谷多め)な人生経験積んできてるし、そろそろ小説のひとつも書けるんじゃないかと思って、読んでみましたが。Lesson1の中に「あなたがこれまで読んだり観たりした小説・漫画・映画・ドラマの中から、気に入った作品のタイトルを思いつくかぎり書いてください」ってのがあるんです。「最低でも50、できれば100作品は欲しいところ」と。そしてその後、それぞれのお話の詳細も書くことに。わーい。これだけで数年は楽しめそうよ!私の小説家デビューは少なくとも3年は先ってことね(笑)。2016/01/16
黒瀬
29
入門と侮るなかれ。物語を書くことはできるけど何処が悪いのか分からない、などの「躓いてしまった人」でも自身の作品の見直すべき点がよく分かる。また、ミステリーとサスペンスの違いや、結末を最初に書いてしまう話と最後に取っておくべき話との差異が個人的に分かりやすかったです。ご都合主義にならないような登場人物の動機付けや魅力的なキャラクター設定など、言われてみれば疎かになっていたかもと思わされる点もきっちりと洗い出してくれています。もっと早くに、せめて学生時代に読みたかったです…。2019/08/09
サケ太
16
面白い。キャラ作りや話の構成の参考にしたい一冊。2021/07/27
SoRa@脱☆積読本
14
【勉強本】物語を書く人にはオススメ。少なくとも私は必要な原動力をたくさんもらえました。講義らしい語り口も押しつけがましくなく、理路整然とした印象でとても好み。止まってしまってぐねぐね迂回していた物語がやっと前進できそうです。2014/03/20
カーミン
13
アマゾンでのレビューが高い評価を得ていたので、購入しました。私的には、奈良裕明さんの「小説を書くための基本メソッド」の方が分かりやすかったです。この作品は、物語を書く前に一応1回読み、書きながら再度読む、という読み方をした方が活用しやすいかもしれません。2015/09/06